NNTのトランキーロなプロレスブログ

主に新日本プロレスとWWEの話題を中心的に。あと、プロレス関連の雑記も出来たら

【WWE】ついに動き出したレイシー・エバンス。二冠王者のベッキー・リンチを襲う!

 

 

 どうも、和南城ひろたです。

 

 ワイにはなんの動きはありませんが、ついにあの人が動き出したようです。

 それは祭典翌日のロウ、そしてさらにその翌日のスマックダウンでのことです。

 2冠王者となったベッキー・リンチのマイクパフォーマンス終了後、レイシー・エバンスが現れ、ベッキーの顔面にグーパンチを見舞いました。

 レイシーといえば、NXTから昇格して以降、他のスターの試合やパフォーマンス中に入場してきて、花道を優雅に往復して帰って行くだけでした。

 そんな彼女が、ついにアクションを起こしたのです。

 

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(出典:WWE

 

 いやー。まさか、自分から行くとは、、、しかも祭典で2冠王者となったベッキーを狙うとは……。

 ワイの予想では、レイシーはナイア・ジャックスライオット・スクワッド辺りから襲撃され、そこから因縁が発生していくのだと思っていたのですが。

 もしくは、彼女の入場に気を取られ、そのせいで丸め込みで3カウント取られたスターが腹いせに襲撃するか。

 まあ、彼女にとって今のベッキー・リンチは極上のターゲットなのは間違いないですがね。

 

 

・レイシーの戦略

 とはいえ、このレイシー・エバンスはなかなかのやり手だと思う。

 

 えっ、今までただ入場してすぐ去って行っただけじゃん?

 

 って、思うかもしれない。

 でも、それこそが彼女の作戦。

 数か月にも渡る“仕込み”だったのである。

 

 他のスターたちの試合中、突如として響き渡るあの警報のような音で始まる彼女の入場曲。

 必然、観客の視線はレイシーに集まる。

 

 この後どうするのだろうか?

 試合に介入するのだろうか?

 やっぱり今日も何もしないで帰るのだろうか?

 それとも、ついに何かアクションを起こすのだろうか?

 

 と、レイシーの一挙手一投足に目が離せなくなるのである。

 そして、見ている者全員の脳に刻み付けるのだ。

 

 自分の姿と“レイシー・エバンス”という名前を。

 

 こうして、何か月にも渡って焦らして、焦らして、焦らしまくって、

 ついに照準をベッキーに定めたである。

 

 

 ちなみに、ロウでは襲撃後、ベッキーに花道でディスアーマーを食らって返り討ちに遭いました。

 しかし、翌日のスマックダウンでは入場曲もなしに乱入してきたレイシーの右パンチをいきなり食らってしまったので、ベッキーはしばらく動けなくなってしまいました。

 結構いいパンチを貰ってしまったベッキーは、おそらくレイシーにマジギレでしょうから、今後の2人の確執は見ものですね。

 

 面白くなってきたああああああ!

【新日本プロレス】IWGPジュニアヘビー級王座が動いた……だとッ!?【MSG】

 

 どうも、和南城ひろたです。

 

 ご存知の方も多いと思いますが、4月7日(現地時間6日)に開催されたMSG(マディソン・スクウェア・ガーデン)大会で3way形式のIWGPジュニアヘビー級王座が行われましたね。

 

 

 そして、挑戦者のドラゴン・リーが同じく挑戦者のバンディードから3カウントを奪って、第84代の王者になりました。

 

これは大大大事件です!

 

って言うと、

「えっ、プロレスで王者が変わるなんてよくあることでしょ?」

 と思われるかもしれません。

 ですが、これは記事にしなければならない位には大事件なのです。

 

 というのも、近年の傾向では、1.4東京ドーム大会でのジュニアヘビー級王座の勝者は、少なくてもBOSJ(ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア)後の王座戦まではベルトを保持していた。

 いわば6か月以上の長期政権を築いていたのですが、なんとビックリこの時期にベルトが移動したのです。

 

 ワイが調べたところによりますと、1.4東京ドーム大会でのジュニアヘビー級王座の勝者が、BOSJ決勝後の王座戦までの間にベルトを失ったのは、

 

 実に約7年ぶりのことです。

 

 ちなみに、その時はロウ・キープリンス・デイヴィッド(現在のフィン・ベイラー)を破って2度目の王座戴冠を果たしました。(2012年5月3日)

 

 しかも! IWGPジュニアヘビー級王座のベルトがメキシコのCMLLに流出したのは、初代ミスティコ(現在のカリスティコ)以来、

 約10年ぶりのこととなります。

※初代ミスティコが戴冠したのは2009年8月15日

 

 

 さて、そんな偉業を23歳という若さ(ワイより年下やんけ)で達成したドラゴン・リー選手。

 高い身体能力に、奇想天外で多彩な技の数々。

 さらには、マイクパフォーマンスや他の新日本プロレスの選手のムーブを真似して見せるなど、観客の心を掴むのも上手い。

 チャンピオンとしての品格もバッチリ備えていると思います。

 

 さらに、ドラゴン・リーといえば、現在負傷欠場中の高橋ヒロムのライバルですね。

 負傷して無念にもベルトを返上したヒロムの復帰を、チャンピオンとして待つドラゴン・リー。

 

いやー、胸が熱くなりますねぇ。

 

 とはいえ、前チャンピオンの石森太二も3way形式だったため、直接ピンフォールを取られて負けたわけではありません。

 だから当然、今後も王座戦線に絡んでくるのは間違いないと思います。

 

 つまり、

 

 これからも、ジュニア級戦線から目が離せません!

 

 

レッスルマニア出場を巡るベッキー・リンチとコフィ・キングストンの受難

 

 こんばんは、和南城ひろたです。

 

 さて、現地時間で4月7日はWWEでも最大級の大会である、レッスルマニアが開催されました。

 皆さんのお気に入りの選手たちは、祭典で勝利を掴むことが出来ましたかな?

 

 今回は、そんなレッスルマニア(以下“祭典”)への出場権を茨の道を通って獲得した2人の話と、ビンス会長が考えることを勝手に想像して記事にしました。

 

 それでは、お楽しみください。

 

 

 1.試練を乗り越えた2人のスター

 まずは、“THE MAN”(超雄)ことベッキー・リンチ

 ベッキーロイヤルランブル戦で勝利したため、ロンダ・ラウジーが持っていたRAW女子王座に挑む予定でした。

 しかし、ランブル戦で負った膝の負傷を巡ってステフ(ステファニーマクマホン)トリプルHと一悶着ありました。

 結局、すったもんだでこの2人とは和解することになったのですが、今度はビンス会長から「生意気だ」という理由で、60日の謹慎処分を受けました。

※この謹慎が解けるのはレッスルマニアの4日後。つまりベッキーのタイトル戦は取り消しに。ベッキーの代役として選ばれたのは、彼女のライバルである“女王”ことシャーロット・フレア

 当然、この結果にベッキーは納得がいきません。

 彼女はシャーロットやラウジーが出場しているところに悉く乱入し、松葉杖を突きながらも暴れ回ります。

 その暴れっぷりに、ついには警察に逮捕され、WWEから訴訟を起こされる寸前までいきました。

 最終的には、ベッキーは祭典での王座挑戦を懸け、膝の負傷が完全に開封していない状態でシャーロットと戦わされます。この試合にRAW王者のラウジーが介入したことにより、シャーロットに反則判定が下り、ベッキーが勝利。ようやく祭典での王座挑戦が決定しました。

 

 このように、ベッキー・リンチが歩んだ祭典への道は、とても険しいものでした。

 とはいえ、彼女にも落ち度があったとは思います。

 膝の負傷を巡ってステフやトリプルHと揉めた際に、2人に思いっきりビンタしたりしていましたので、ビンス会長が「生意気だ」と思うのもまあ何となく分かります。

 一方、ベッキーとは異なり、何も悪いことをしていないのに散々な目に遭ったスターがいます。それがコフィ・キングストンです。

 コフィの祭典出場までの経緯は説明していくとかなり長くて複雑になりますので、以下に箇条書きとさせて頂きます。ご了承ください。

 ※全部知っているし読むのが面倒だよって方は、箇条書き部分は読み飛ばしていただいても構いません。

 

・まず、ムスタファ・アリの負傷欠場により、コフィがイリミネーション・チェンバーでのWWE王座の挑戦権を得る。

・チェンバー戦の出場順を賭けたガントレットマッチで、コフィは王者ダニエル・ブライアンジェフ・ハーディサモア・ジョーと立て続けに戦い、この3人を破るという大健闘を見せる。←ここでコフィフィーバーが起こる

・チェンバー戦で王者ブライアンと共に最後まで残るも、惜しくも王座戴冠ならず。

・その翌々日のスマックダウンにて、WWE王座への次の挑戦者決定戦が行われ、そこでコフィが内定する。

・しかし、その翌週のスマックダウン冒頭、王座戦の調印式にビンス・マクマホン会長がやってきて、コフィの挑戦権を取り消し、代わりにケビン・オーウェンを挑戦者にする。

・コフィ、そして彼と同じグループであるニューデイのメンバー、ウッズビッグEが会長に直談判し、WWE王座が3wayマッチになる。

・しかし、コフィはWWE王座ではなくBARとのハンディキャップマッチを戦わされる。

・その翌々週のスマックダウンにて、コフィのレッスルマニアでの王座挑戦権を賭けたガントレットマッチが行われ、そこでBARジョーランディ・オートンローワンの5人を倒し、挑戦権獲得と思われた。(なお、このガントレットマッチが組まれたときは、この5人を倒せばコフィ挑戦権を獲得できるという条件だった

・しかし、またも会長が出てきて、「お前の王者決定は最後にもう一人倒してからだ」と言う。そして直後に当時のWWE王者ブライアンと戦わされ、コフィが敗れる。

・さらにその翌週のスマックダウンにて、ニューデイが退団をチラつかせてビンス会長に直談判をしたところ、今度はコフィの王座挑戦を賭けてウッズビッグEの2人が、タッグでガントレットマッチを戦うことになる。

・そこでウッズとビッグEは、ギャローズ&アンダーソンルセフ&中邑BAR、ウーソズ(当時のスマックダウンタッグ王者、なお棄権)、ブライアン&ローワンを下し、ここでようやくコフィの王座挑戦が決まる。

 

 コフィ並びにニューデイ、本当にお疲れ様でした!

 

 さて、コフィもベッキーもビンス会長に振り回される形で、このような苦難の連続に見舞われることになりました。

 次章では、ビンス会長が何を思って2人をこんな目に遭わせたのかを勝手に想像して書いていきます。

 ですので、もう少しの間お付き合い下さい。

 

 

 2.ビンス会長の狙い

 WWEを観ている方ならご存知かと思いますが、ベッキーとコフィは、今や団体内でも指折りの大人気スター選手です。

 そんな2人に先述のような扱いをしたのは、紛れもなくビンス会長です。

 では、なぜビンス会長はこの2人を不遇し、もしかしたら祭典に出られなくなるかもしれないような采配をしたのでしょうか。

 

「一体、ビンスは何を考えているんだっ?!」

「もしかしたら、ビンスはおかしくなったのかも知れない……」

 

 みたいな事を思った人もいることでしょう。

 でも、安心してください。

 

 ビンスは至ってまともです。

 

 ならば、どうしてビンスはそんな一見クレイジーとも思えるようなことをしたのか。

その答えは、勿論……?

トランキーr……じゃあなくて、

 

それはベッキーとコフィの人気を大爆発させるためです。

 

「ヤベェ! ひろたまでおかしくなっちまったぞ!」

 なんて思った方へ、安心してください。

 

 ワイがおかしいのは元からです。

 

 冗談はこれくらいにして、本題へ戻ります。

 

 人気者になってもらうために酷い扱いをする。

 一見矛盾しているように思いますが、実はあながち間違いでもありません。

 だって、ロウやスマックダウンをご覧になっている方は、この2人の祭典出場を全力で応援していましたよね?根っからのアンチは別だと思いますが

 

ベッキーまじカワイソス」

 

「コフィ頑張れ!」

 

「BARめ、なんて酷い事しやがる!」

 

 なんて、思いながら観ていましたよね?

 ワイもコフィが祭典での王座挑戦を決めたとき、思わずガッツポーズをしたものです。

 多分、今年に入って1番喜んだんじゃないかなぁと思います。

 

 そう。人間は、不遇な立場にいる者を応援したくなるのです。

 それはWWEを観戦している観客、視聴者だって同じ。

 ロウやスマックダウンも、回を追う毎にベッキーコール“コフィを出せ”の声が大きくなり、会場中がほぼ2人への支持一色になっていったのを思い出してもらえれば明らかですね。

 それは、どれだけ理不尽な目に遭っても、それでも挫けずに頑張ろうと立ち上がる2人の姿に心を打たれ、応援したくなったからに他ならないのです。

 

 まさに、これこそがビンス会長の狙いだったのかもしれないと、今になって思う次第です。

 つまり、あえてコフィとベッキーを不遇することでファンの同情を誘い、2人に支持が集まるようにした

 そこまで考えて観客の心理を動かしている辺りは、流石だなあと感嘆するばかりです。

 

 ちなみに、不利な状況にある人を応援したくなる心理状態を、アンダードッグ効果と言うらしいです。

 ビンス会長も、このアンダードッグ効果を狙って、コフィとベッキーに試練を与えたのかもしれませんね。

 

※しかし、もしかしたら一番災難だったのは、祭典前にタイトル戦を組まれてシャーロットにベルトを奪われたASUKAだったのかもしれない……。

 

 

・今回の総括

 初回となる今回は、かなりボリューミーな記事になってしまいましたね。

 プロレスは、その試合内容や選手たちの濃いキャラ性が見ていて楽しいって人が多いと思います。

 ですが、たまにはこういう視点からプロレスを見てみると、また違った面白さがあるのかもしれませんね。

 

 それでは、次回の投稿まで

 

トランキーロ、あっせんなよ

ごあいさつ

 

 初めまして。

 

 ワイは和南城ひろたといいます。

 

 まずは、軽く自己紹介から。

 普段はくだらない事を呟いたいるだけの、しがないイッタラです。

 で、ブログタイトルを見ても分かる通り、現在ワイはNNT(無内定)で御座います。

 しかも19卒。つまり無職です。

 ですが、ワイの敬愛する内藤哲也大先生がいつも仰っているように、

 トランキーロ、あっせんなよ

 な気持ちで日々を生き抜いています。

 トランキーロしてる場合じゃないよね、ラピドすべきですよね。

 まあでも、こればっかりは焦ったところでどうにかなる問題じゃないんで、やっぱりトランキーロで行こうと思います。

 

 さて、今のところワイは新日本プロレスWWEロウスマックダウンを追いかけておりますので、本ブログではこの2団体の話題が中心になるかと思います。

 ※視聴環境により、ロウとスマックダウンは一週遅れとなります。

 また、プロレス全般の話や、プロレス関連で少し面白楽しい記事も書けたらいいなぁと思っています。

 

 それでは、まだまだブロガーとしては駆け出しの未熟者で御座いますが、ワイのことを何卒よろしくお願いします。

 

 ちなみに、「暇を持て余したNNTの戯言」というブログも運営しておりますので、もし宜しければそちらの方もご愛読お願いします。(そちらはちょっと口が悪いです)